「服部君ほんっとうにいいの?」

『ええって任せとき。おかんも楽しみにしとったし。』

「そう言ってくれると助かるけど。」

『ほな明後日には返すからその間たまには羽のばしとき。』

「ありがとー。服部君。」

お礼を言われて下心ばりばりの服部平次はちょっぴり罪悪感をかんじた。



        
大阪へ行く


電話を切ると蘭は心配そうにコナンの顔をのぞき込んだ。

「本当に一人で大丈夫?」

「大丈夫だって大阪っていっても電車で簡単に行けるし駅で平次兄ちゃんが待っててくれるって言ってたから。」

蘭自身初めて一人で電車に乗ったのが中学生の頃だったためまだ6歳という子供に切符が果たして買えるのかとか、間違って別の電車に乗ったりしないか・・・とか心配でしょうがない。

「まあコナン君しっかりしてるから大丈夫だとは思うけど
―――――

それでも心配らしい蘭は頬に手をあてやっぱり自分も付いていこうかしらとか考えてしまう。

自信満々の笑顔をみせるコナンにそれは過保護かなぁとか思いつつもこれだけ可愛い子なのだからもしかすると誘拐とかそういう危険性も出てくるし・・とかさらなる心配事まで出てくる始末。


「ねえお父さんやっぱり私が付いていこうか?」

「んあ?でーじょーぶだとコナンが言ってるんだから大丈夫なんじゃねーのか?」

信じているというよりなにやら投げやりっぽい父に蘭は眉をよせる。

「なあにお父さんは心配じゃないって言うの?コナン君がもし誘拐されたりしたらどうするのっ」

「お前なんの心配してんだ。」

無事付くか心配していると思っていたのだがどうやら別の心配のほうが大きかったらしい。

まあこれだけ可愛ければ・・・小五郎もうなづく。



ぷにぷにの頬にくりっとした大きな瞳。

白い肌には健康的に赤みが差していて可愛らしいさが増している。

眼鏡のおかげで見えないが青い瞳は神秘的で見る者を虜にする作用がある。

「コナン眼鏡ははずすなよ。」

「え?あ・・うん。」

訳が分からずとりあえずうなづくコナン。

どうやら小五郎もどんどん心配になってきたらしい。

「あー俺が仕事じゃなければな。」

「やっぱり私が・・・・。」

「駄目だよ蘭ねーちゃん明日大会があるんでしょ?そっちの方が大切だって。」

コナンに却下された。

「心配で試合どころじゃないわよ。」

「でもみんな応援してくれてるんだから行かないと悪いよ。園子お姉ちゃんだって応援に来るんでしょ?張り切ってたもんね。」

弁当は私にまかせてっっスペシャルなのを持ってくるからっっ。

とか張り切っていたが多分作るのは家のシェフかなんかなのだろう。

重箱とかで持ってきそうだ。


「そうだけど・・・。」

歯切れが悪い蘭。

「うーんだったら快斗にーちゃんに声かけてみようか?最近旅行行ってないって言ってたし。」

でも平次にーちゃんと友達な訳じゃないからどうしようかな?

こないだ遊園地でちょっぴり顔会わせたくらいだし大して会話したわけでもない。

と小首をかしげるコナンをよそに二人は

         「「それだぁぁぁ」」

と大声をあげる。

「さっそく黒羽君に電話するね。」

いそいそとさっき置いたばかりの受話器を手にする。

「もしもし―――――」

・・・はやっ。



小五郎はもう一安心とばかりにさっきまで見ていた新聞の競馬欄に目を落とす。

「あっちゃーこいつが一着かよ。倍率ひっくー。こう大穴ねらえそーなのねーかなあ?」

耳に赤鉛筆をひっかけ気分はすでに競馬場へと向かっているようだ。

今日行くつもりなのかな?

「あー違う違う明日依頼で競馬場行くからついでに・・な。」

ちょっぴり賭けてこよっかなーと思っているらしい。


「コナン君黒羽君が代わってって」

「うん。」

受話器を耳に当てると快斗の困ったような声が聞こえた。

『なー俺言ったら服部怒り狂うんじゃねーのか?』

「なんで?」

『なんでってそりゃ一応ライバルだし。』

「ああ、あいつも探偵だしな。でも別にお前の事知ってるわけじゃねーだろ?」

蘭に聞こえないのを良いことにいつものしゃべり方のコナン。

だがさすがにKIDの名を口に出すわけにはいかず遠回しに尋ねる。

『いや・・その怒り狂うじゃねーんだけど。』

まあ恋愛音痴のコナンちゃんにそんな事言っても無駄だったね。

一人で納得すると快斗は一応服部に連絡とって了解が取れたら参加してやるよと言う。


それを伝えるとさっそく蘭は携帯で服部へと電話をかける。

うーんやる気満々だな蘭。

「コナン君服部君いいって。」

「聞こえた?」

蘭の声に受話器をむけすぐに自分の耳へとあてる。

『うん蘭ちゃんの声聞こえた。早いねー行動が。っていうか蘭ちゃんに頼まれちゃったら断れないよな服部も。』

保護者だもんね嫌われたらたーいへん。

やだとか言ったら「なんで?」とか「コナン君一人じゃ心配だし」とか言われて終わりだろう。

引きつった笑みで

「え・・ええよ。」

と言ったんじゃないかなと想像してクスクス笑う快斗。

ライバルとしては嫌いだけど一人の人間としては嫌いなタイプじゃないんだよな服部って。

結構お人好しっぽいし。

一生懸命だし。

なにより頭がいい。

コナンについていけるくらいなのだからきっと自分とも息が合うだろうと快斗は思っていた。


「んじゃ明日よろしくな。一泊するからその用意持ってこいよ。大阪までの交通費は悪いから俺がだすよ。」

『ああ。良いってそんくらい出せるよ俺だって。お昼ご飯は向こうに着いてから食うのか?』

「そう。なんか服部がうまいお好み焼きの店に連れてってくれるって言ってた。」

『へーそりゃ楽しみだ。』

お邪魔虫さんだけどね俺は。

意地悪げに笑うが服部の気持ちや快斗の気持ちにさっっぱり気づいていないコナンは三人で行動出来ることを素直に喜んでいるみたいだった。

なにせ自分を偽らなくて良い相手二人。

その上二人とも頭がよくて話もはずむ。

それは楽しみでしょうがないだろう。

「じゃー明日10時にとりあえずここに来てくれるか?」

どうせ蘭達が一言言いたいだろうし。

『んーいーよ。近いしね。』

また明日・・・。





そうして次の日。すでに彼らは大阪に着いていたりする。

「くどぉぉ。っとえーっと黒羽やったっけ?」

「おう服部。そーそー黒羽快斗こないだ会っただろ。」

改札口から出た二人は服部を捜してきょろきょろしていた。

すぐに近くで待っていた服部は大声を出して近づいてくる。

大阪人はそんな事に慣れっこなのか特に注目して見てくる人もいないためいつもなら大声だすなっと怒るコナンも何も言わなかった。

「服部平次や。久しぶりやな。」

「おう。久しぶり。」

和やかな雰囲気にコナンはよしよしとうなづく。

しかし互いに握りしめた右手はとても痛かった。

「前一回会ったっきりだったしな。」

「あんときもこうして手ぇ握り合ったなー。」

結構あれも痛かった。

「悪いな俺も蘭ちゃんに頼まれたら断れないんでな。」

「まあそれは俺も同じや。今回は休戦っちゅーことでいくか?」

「そうそう楽しみにしているコナンちゃんもいることだし。ケンカはなしにしよ。」

うんうんとうなづきあいどうやら二人の協定は出来上がったらしい。


「そんでお好み焼きのうまい店っとどこだ?」

「あーちょっと歩くで。ものすんごい細道にあるふっるぅぅい店なんやけどむっちゃうまいねん。」

「へー楽しみー。」

なにやら二人で会話がはずんでいる。

むうっっとコナンは膨れると二人の間に割り込み俺も混ぜろとばかりにズボンを引っ張った。

「なんやくどぉ。寂しいんか?」

「うっせー。」

「焼き餅じゃねーの?」

「違うっっっ」

両側からからかわれコナンは地団駄をふみながら抗議の声を挙げ続ける。

「本当なら俺もお前らと同じ背の高さで同じ視線で同じ風に会話出来たのにっっ。」

悔しくてしょうがないらしいコナンはだんだんと足を踏みならしずかずかと一人で先へと進んでしまった。

「くどぉ違うて右っっ右曲がりっっ。」

聞こえてないらしいコナンにやれやれと二人で走り出す。

ぷんすか白い頬をピンクにそめたコナンをとっつかまえた快斗が

背後から脇に手をやり抱きかかえるとじたばたと暴れだした。

「おーおー本当に子供みたいやで。」

「はーーなぁぁぁせーーー。」

「だーめ。コナンちゃん一人で歩くと迷子になるから。」

よいしょっと向きを変えられてコナンは快斗の後を歩く服部とバッチリ顔を合わせるような位置に抱きかかえ直された。

「そうやってると兄弟みたいやな。顔そっくりやし。」

「そうか?俺的にはそんなに似てないと思うんだけどなぁ。」

「少しは似てるかも。蘭の奴が間違えるくらいだし。」

三人三様の答え。

「うり双子とまではいかなくても一人でおったら俺くどぉって声かけると思うで?」

「ああ・・二人並んでたら間違えないかなってくらいな訳ね。」

「そっかお前工藤新一の俺見たことないもんな。」

「ん。新聞とか青子が見せてきたけどあれじゃあそこまでわからなかったしな。」

見てみてー快斗が載ってるーーとかおバカな事を言ってその記事を持ってきた青子。

せめて文を読め。

「おっとここやここ。行きすぎるとこやった。」

「・・・ここ店?」

「ぼろ・・・。」

廃屋寸前っぽい一件の家の前で服部は立ち止まった。

快斗の質問とコナンの感想。

どちらも無視して扉をがらがらとあける。

今にも上から木が降ってきそうな扉だった。



だがしかし、意外にも中はそれほどボロくなかった。しかもこんな所にあるというのに客は結構いた。

多分常連客が大半をしめているのだろう。でなければここが店であることすら気づくまい。

カウンターに7席中3人ばかし。テーブル席が5つのうち3つが埋まっている。

テーブル席にはそれぞれに鉄板が用意してある。

自分で作ってもいいし作ってもらったのを鉄板にのってけて食べてもいいらしい。

「こーんちわー。おっちゃーーん来たでーーー。」

「おー平ちゃん。久しぶりやな。ん?後のは友達か?」

「そーそーうっまいお好み焼き食わせたってやー。」

「よっしゃ腕によりをかけて作ってやるで。豚玉でええな?」

「おーきに。豚でえーか?」


「あ・・うん。」

あまりにハイスピードの会話についていけなかったらしいコナンは慌ててうなづく。

「魚さえ入ってなけりゃいい。」

「魚入ってるお好み焼きってのも珍しいんじゃねーか?」

『魚』という言葉を口にするのも嫌と言った風に口元を押さえ快斗につっこむコナン。

「いや・・こないだ入ってたんだこれが。シーフードとか言いやがって白身魚が・・・青子のやろー絶対知ってて頼みやがったぜあれは。」

シーフード・・・確かに魚介類だけど普通はホタテとかイカとかが入ってると思うだろう。

でもちょっとおいしそうかもしれない白身魚のお好み焼き。

「なんやお前魚駄目なん?」

「見るのも駄目。」

ものすっごく嫌そうな顔の快斗に服部は顔をしかめた。

「しまったなぁ今日の夜てっちりとか言っとったで?」

「切り身はまだマシだと思う。」

でも食べなくていいなら食べたくない。

限界まで魚を避けているため完全に大丈夫かは解らないし。

「魚原型で出てきたら多分こいつ倒れるぜ。」

楽しげに抱えられたままのコナンは話す。

よっこいしょと地面におろすと快斗は肩をすくめた。

「仕方ねーだろ嫌いなんだから。なんと言ってもあの目がやだ。なんか訴えてくる感じがして頼むから俺を見ないでって感じ。」

「目かー確かにあれはこわいなー。」

「そう?どこが?」

納得する服部に不思議そうなコナン。

「なんや僕を食うの?くうのね?見たいな目しとらん?」

「・・・どんな目だ。」

あきれた声でコナンはつぶやく。



カウンターに座り、すでに焼きはじめたお好み焼きからいい匂いが発生しだしていた。

乗り出して焼いてるところを見ていたコナンの目の前にお茶と箸とごはんとみそ汁が出てきた。

「・・・・ご飯?」

「ご飯だな。」

コナンと快斗が目の前の真っ白い米を凝視する。

「なんやご飯くらい見たことあるやろ?」

「ばーろーご飯に驚いてるんじゃなくてなんでここにご飯が登場するのかに驚いてるんだ。」

「は?なんでって普通やろ?」

反対に実に不思議そうに問い返されてコナンは常識というものに疑問をもった。

「そっか大阪人はたこ焼きもご飯で食うっていうもんな。」

「それは邪道や。」

「へーへー。そうですか。お好み焼きにはご飯って決まってるってわけだよコナンちゃん。」

「はー。それが普通なんだここでは。」

俺の知り合いなんてお好み焼きはおやつだ言い張る奴もいるくらいなのにな。

人それぞれだなぁ。

「でもさお好み焼きって小麦粉じゃねーか?ご飯も炭水化物だし・・・取りすぎじゃねー?」

「気にすんな。うまけりゃそれでえーんや。」


「ほいっおまっと。鉄板に乗っけたまんま食いな。そんでこのヘラで切るんや。」

目の前の鉄板に置かれたお好み焼き。

ボリュームがあってうまそうだった。

すでにソースもマヨネーズもかつぶしも青ノリもかかっている。

躍るかつぶしが食欲をそそる。

「いっただっきまーす。」

割り箸をわり一斉に食べ出す。



「こーやってご飯に乗っけて一気にかき込むっこれが大阪流儀の食べ方やで。」

「それは平ちゃんの食べ方やろが。まあどう食べてもうまければそれでええよ。」

おっちゃんはにこにこと笑うと新たに来た客の相手をし始めた。

「うま・・。」

言葉少なにかき込む快斗。

「あちちち。」

「熱いからきーつけろやー。」

「すでに遅いってーの。」

舌をやけどしたコナンは快斗が頼んでくれた水をもらい口に含む。

「サンキュ快斗」

「お前慌てて食ったんじゃねーの?」

「違うっこれが熱すぎるだけだっ。」

「もしかしてくどぉ猫舌?」

意外やなーと服部。でもなんとなく熱いお茶とかフーフーさましながら飲むコナンというのは可愛い気がするので猫舌もいいかも・・・とか煩悩が横切る。



「まだヒリヒリするーーー。猫舌なのかな俺?」

知らなかったなーとつぶやくコナンをよそに両隣に据わる二人の視線はコナン君の可愛い舌に集中していた。

痛いからとペロを出しているコナンはとっても可愛い。

そしてその舌と、唇の間から微かにみえる白い歯も二人を血迷わせるのに十分の効果を発揮していた。

「く・・・くどぉ。そのはよ食えや。冷めるともったいないで。」

「そーそー堅くなっちゃうしさ。」

ぶちきれる前にその舌をどうにかしてもらわねばと二人で声をそろえる。

「んー。おじさーーんお水もういっぱい頂戴。」

「はいはい。大丈夫か?」

「うん。もう結構おさまった。まだ赤い?」

舌をペッとおじさんに見せると

「まだちょっと赤いな。すぐ治まるんやないか?」

「かな?あっでもおじさんお好み焼きおいしーよ。」

「そりゃそうだ俺が作ったんやからなっ。」

「あははは。すごい自信。」


「なあ黒羽・・・。」

「なんだ服部。」

「俺ら存在忘れられとる?」

「いや単に放っておかれてるだけじゃねーの?」

「それもなんや寂しいな。」

「まあコナンちゃんってそういう奴だし。」

「せやな。うまいやろここのお好み。」

「うんうまい。紅生姜はいってないんだなここの。」

「そうやなそういや。なんや入っとったほうがよかったんか?」

「いや入ってない方が好き。」

「そりゃよかったわ。お前もしかして辛いの駄目なん?」

「いやーどっちかってーと甘党って感じ?」

「あーなるほどな。ほな後でうまいクレープの店つれてったるわ。」

「おっ服部クレープなんか食うのか?」

「嫌いじゃないな。前和葉に教えてもろた店なかなかうまかったで。」

「楽しみーー。」


そんな会話をコナンの背後でこそこそする二人。

「なーなにも俺の後で話さなくても席移ればいーじゃねーか。」

「やーだね。」

「俺もここがええ。」

コナンの隣から移動する気のない二人。

「しかもクレープだ?あんな甘ったるいもん男が食うな。」

「・・・・・。」

「・・・・・。」

「おっ格好いいねー。そうだよな。クレープなんか女の食いもんだよな。おっちゃんと気ぃあうなーぼうずっ。」

「だよねー。ぼうずじゃなくてコナンだよおじさん。アイスとかならまだしもクレープなんてちゃらちゃらした物食べちゃだめだよねーー。」

「まったくだ。うんうん。コナン君は男の中の男だなっ。」

「そんな照れるなおじさん。」

「・・・・。」
「・・・・。」

「なあ・・席移ろっか?」
「せやな。あっちで二人で食うか?」

カウンターのはしっっっっっこに二人で座り未だに楽しく談笑しているコナンとおっちゃんを寂しく眺める。

「クレープってちゃらちゃらしてるのか?」
「さあ?しらんかったわ。」

「しかもなんや女の食べ物って」
「うまけりゃなんでもいーじゃんな。」

こそこそと二人でしゃべる。

堂々とコナンの前で話せないあたりが三人の力関係を示しているようだった。



「じゃーなコナンっまた大阪きたらこいよーー。」

「うんおじさんも元気でっ店つぶれないように頑張ってね。」

「はっ生意気言ってんじゃねーよ。俺のお好み焼きが廃れるわけないやろっ。」

「あははは。その自信満々なとこが好きーーー。」

とっても仲良しさんになった二人に服部と快斗は引きつった笑みで手を振る。

「また来いや平ちゃんも。そっちのぼうずも。」

「おう。」

「あ・・はい。」

三人は店を後し、服部家へと向かう。



結局二人はクレープを食べれたのだろうか?

もしかするとコナンに内緒でそっと食べに出掛けたかも知れない。

なにせ家に帰ったら帰ったでコナンは平次母にぶんどられたのだから。

「コーナーンーちゃーーん。久しぶりやなー。おばさんと栗たべへん?」

「食べるーー。」

快斗との挨拶もそこそこに二人はその部屋から追い出されむなしく平次の部屋でため息なんかついていたのだから。


「クレープ・・・食べに行こうか」


どちらかがそんな事を言いだしても仕方ないほどに二人はコナン君に放っておかれたのだから。



今回一番不幸だったのは一体どちらなのやら。

少なくともコナンがとても楽しかったのだけは間違いないのだろう。

end


あとがき
大阪へやってきました。
私大阪は一度も行ったことないのでさっぱりなのですが、
やはり大阪といえばお好み焼きとたこ焼き。
それ以外考えつかないですね(笑)
     up2001/11/13