父vsKIDvs母
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あの時清和とコナンが真剣に別れを惜しんでいる時にしていた
三人の会話。今ちょっと考えてみました(笑)



父  「よもやこんな泥棒に可愛いコナンを嫁に出すはめになるとは・・」
キッド「おや?嫁にもらえるんですか?」
父  「たとえ話だ」
キッド「(かなり本気にしてた)そうですか」
父  「お前確かよく東京で活躍してたな?だとやっぱりコナンも東京に住んでるんだよな」
キッド「そうでしたっけ?」
父  「・・・・・正直に答えない奴は呪うぞ」
キッド「本気でやりそうですね今のあなたなら」
父  「先週お前が来た後通販でわら人形セットを買っておいた」
キッド「・・・・」
父  「ちなみに髪を一本くれないか?」
キッド「いやです(ニッコリ)」
父  「髪の一本や二本けちけちするな。男だろうっ」
キッド「命に関わる事ですから譲れません」
父  「そうかそんなに言うなら。母さんっっっ今だっっ」

母   「ほっほっほーーーー怪盗KID召し取ったり。髪頂きますねー」

キッド「卑怯ですよ二人掛かりとはっ」
父  「はっはっはーー正義は勝つのだっ」
キッド「・・・・(正義?)」
母  「これいくらで売れるかしらぁ」
父・キッド「(う・・売るのかっっ)」

母  「あら嫌だ冗談ですよ。二人ともそんなにカチカチに凍っちゃっていやぁねぇ」
父  「本気だったぞ」
キッド「そうですよね。私もそう思いました。」
母  「なんでしたらその帽子も頂けません?」
キッド「(これも売る気かっっ)こ・・これは父の形見ですのでっっ」
母  「あら残念。その割りにしわしわよ?」
キッド「・・・・いろいろとありまして」
父  「分かったぞ道ばたに落としたらあの元気な警部とやらが踏んづけたんだろっっ?」


キッド「なかなか良いところ突きますね。元気な警部まではあたってますよ。その後が違いますが彼のせいであることは間違いありませんけどね(っつーかなんで分かったんだこいつ?)」
父  「ふっ私はその昔千里眼のせんちゃんと呼ばれていたことが―――――」
母  「ないない(幼なじみです(笑))」
父  「母さん私の特技は白刃取りしかないのだからせめて誇張くらいさせてくれ」
母  「はったりというのはもっと巧妙にしたほうがいいのよ」
父  「ほう・・例えば?」
母  「KIDさん。コナンちゃんには盗聴器をつけてありますので泣かせた瞬間に速攻奪いにいきますよ?」
父  「・・・なるほど。でもバレバレでは?」
母  「あら嫌だ本気にしないで下さいなこれも冗談よ」
父  「母さんの冗談は目がマジだから見抜けない・・」
キッド「・・・・(本当についてるかも・・・)」


かくして家へ連れて帰ってからコナンの身体検査をしたKID。
だが盗聴器は未だ見つかっていないらしい。
キッド「見つからないからよけい怖い・・(涙)」
母強しっっ。