怪しい、怪しすぎる・・何?捕まえて欲しいの??いいの?いいのね??捕まえちゃうよ??捕まえて欲しいのね!!
道に迷いふらふらとしていた快斗は見るからに怪しげな男を発見した。 床にしゃがみ込んでクスクスと笑っている。
しかもご丁寧に『これは爆弾です』というものを仕掛けちゃってくれています。 「あ〜らら〜こ〜らら〜♪♪見〜ちゃった見ぃ〜ちゃった〜♪コーナンちゃんに言ってやろ〜♪♪」
男は驚き振り向いた。
ミステリー・トレイン(後編)
「大変です!!ミステリー・トレインにウイルスが発生!!こちらから操作が出来ません!」 「後、30分ほどで駅に到着!いえ、衝突します!!」 管理システムではパニックが起きていた。 「コナンちゃ〜ん、お土産もって来たよ〜vv」 「んあ?」 お土産〜?? 大きなおめめがお土産とバッチし合った。 「・・・・・・・。あ〜、うん。なんつーか。いかにもって感じだな」 何気に遠い目をしている。
そりゃそうだ、この暑いのに黒いコートを着てオプションで帽子なんか被ってます。 「でしょ!でしょ!!見つけた時どうしようかと思っちゃったもん」 どうやら男は諦めているらしい。
「もうちょっと抵抗してくれよ・・・」
いや、それはマズいだろ。 「ハハ、ハハハハハハお前らは死ぬんだ道ずれだ!!」
急に笑い出した男に2人は顔をしかめた。 死ぬ?道ずれ??
「残念、爆弾は解体したよ」
快斗は笑っていたが目が笑っていなかった。 「一つだけだと思っていたのか?」 その言葉にコナンは走り出した。 快斗は男を縛り付けた後、コナンとは逆の方向へ行き、爆弾を探した。 「そっちは何個だ?」
コナンはにじみ出ている汗を拭いながら聞いた。 「3個だけどどれも簡単な仕組みでバラして来た」 「ああ、こっちは2個だったが処理した」 くそ、快斗は少しも息を切らしていない。 こんな時に自分の体を恨めしく思ってしまう。 「どうやらまだ何か仕掛けてそうだな」 考えろ、考えるんだ!!
爆弾は目くらまし。
俺ならどうする!俺が犯人なら!!
「そうか!」
コナンはッ操縦席に座ると。
「開けろ」 システムのふたを開けろと快斗に命令した。 チャっとどこに持っていたのかドライバーを使い蓋を取り外す。 この時ばかりは快斗も真剣な表情。 「俺はウイルスの方を消滅させるから」
「オッケー、んじゃブレーキの方はまかせて」 さすがに快斗も焦りが見え始める。
「おい、ミスんなよ」 「コナンちゃんもねv」 バレバレですか。 確かに、焦ってミスするなんて出来ない。 下で唇を舐め、快斗は気合を入れ直す。 「これが終わったらちゅーしてねvv」
「・・・・・二人とも無事だったらな」 冗談だったんですけど・・・。
『・・・・応答・・・ミステ・・・・の・・・はどうなっていますか!』 ウイルスをほぼ全滅させたため、無線機が使えるようになったようだ。 コナンはマイクに向かって状況を知らせる。 「こちらミステリー・トレイン、殺人が起きました。犯人は確保しましたが爆弾を仕掛けていたので解体しましたが念のために爆弾処理班を呼んでください」 『了解!しかしブレーキの回線がウイルスによって妨害されています。後、10分で衝突してしまいます!!」 コナンはマイクで声が聞え無いようにする。 「5分で終わらせる」 どうやらブレーキの回線を集中的に狙ったようだ。 コナンの方はすべてのウイルスを消滅させ、快斗の方を手伝おうとして振り向いた。
「快斗!!」
振り向いた先にはどこに持っていたのか男が快斗に向けてナイフを振り下ろそうとしていた。 快斗はブレーキの回線を繋ぎ直し終えた所でコナンに突き飛ばされた。
「ッ・・・!」
コナンの取った行動はまさに。 肉を切らせて骨を断つ
左のわき腹に掠った傷を気にせず、麻酔銃を打ち込む。
快斗が駆け寄ろうとするのをコナンが止めた。 「バ快斗!ブレーキを引け!!」 俺のことは気にすんな! 快斗は体重をかけてブレーキのレバーを引いたギシギシとレバーが軋む。
それからは快斗が応急処置をし、コナンは病院へ運ばれた。 幸い傷は浅く明日には退院できるとの事だった。 「うわ〜〜〜ん!!コナンちゃん死ぬかもって思ったよ〜!!!」
「ほ〜、お前は俺に死んで欲しかったんだな」 病室で騒ぎ立てる快斗を冷ややかな目で見るコナン。 「と言うか江戸川君が死ぬなんてありえないわね」 灰原はお見舞いには欠かせない林檎を切りながら言った。 「灰原、俺だって死ぬ時は死ぬんだぞ?」 俺を何だと思ってるんだ・・・。 「あら、たとえ死んだとしてもあなたはきっと天国にも地獄にも追い返されるわよ」 灰原は丸く切った林檎を自分で食べ始めた。 「普通さ俺にくれるんじゃねえのか?」
自分で食べるか?自分で。 「あなたには、下僕がいるでしょう」 とっても忠実な。 「快斗」
コナンが林檎を、灰原はナイフを快斗に差し出した。
「哀ちゃん・・・」 ナイフの先がこっち向いてるんですけど・・・。 「この私に刃の方を持て、と?」 怪我したら危ないじゃない。 「イエ、メッソウモゴザイマセン」 2個目の林檎をしゃりしゃりを器用に剥いていく。
ちなみに一個目は快斗が。 『どれだけ長く皮を切らずに剥けるか挑戦!!』 などとほざき、とーーーっても長く切れたのは良いけど。 『変色したものを俺に食わせる気か??』 ものの見事に茶色くさせコナンと灰原のお怒りを買った。 しくしくしく、そうね、愛しのコナンちゃんに食べさせるわけには行かないもんね。 「今更だけどさ、服部ってどうしたんだ?あれから見てないけど」 ウサギ形林檎を頬張りながら聞いた。 う〜んvvうさぎさん林檎を食べるコナンちゃんって可愛い〜vvv 快斗はコナンの頬を突くとコナンから爪楊枝を刺された。 刺された右甲をさすさすしながら快斗はため息をついた。
「本当に今更だな」 「しょうがないだろ、事件のことで頭がいっぱいだったんだから」
ぷくっと膨れるコナンを横目に灰原はブドウに手を伸ばす。 「でも、聞いてる限りでは西の探偵さんは今回で番はなかったと思うけど?」 爆弾を解体するなんて出来ないでしょ? 「ま、確かに」 そりゃそうだと納得するコナン。 一方服部は・・・・。 睡眠薬をたぁ〜〜〜っぷりと嗅がされ、その上 物置に転がされてましたとさ♪ 快斗曰く「だぁってぇ〜、邪魔だったんだもん」
プリプリと可愛く言っても駄目です。
|
ふやぁ〜!終わりました!!でも、後日談があったりするんですよね(笑)
緑真様、こんな駄文でよろしかったら貰ってやって下さい。