「見なかったって事には〜、ならないよね。ハイ・・・・」
何でこう事件ばっかり引き起こしちゃうんだよ
俺はコナンちゃんとラブラブデートしたかったのにぃ〜〜〜!
せっかく浴衣着てるんだからあ〜んな事やそ〜んな事したいのに!!
「・・・・全部声に出てる(怒)」


つーーーーーめたい声で言われて引きつる快斗

「あっ・・・・・・・・・・・・・しちゃダメ??」
最近めっきりご無沙汰なんですけど〜

「ダメ」
ちゃっと銃を突きつけられる
「それ、実銃ですよ」
「知ってるぞ?」
もちろん


「安心しろ、弾は入ってない」

かちゃかちゃ

「何をしてるんですか、コナンさん?」

「解体」
浴衣の上だと膨らみで分かってしまう
コナンは解体した銃を裏にあるポケットに入れていく
 どこから取り出したのか快斗はため息をつきながら手のひらを返すとサイレンサーがあった

「そんなことのために作ったんじゃないのにぃ」

ぶちぶちと文句を言いながらもコナンに手渡し、すばやく設置させ、そのままの状態で入れた
 おそらく持てなった時のためだろう
見た目判らないようになっているのは快斗の腕のおかげ
「快斗、浴衣サンキュ♪」

最後の部品を入れ終わると笑顔で今更ながらのお礼を言った

「嬉しくないやい!」


花火だ!お祭りだ!!夏の風物詩??【5】


「おっ、怪しげな人影がいる」
「参加者か?」
「いんや、善良な一般人はナイフなんて持ってないでしょ」
「俺だって善良な一般人だぞ」
「え〜!うっそ〜!!快斗君始めて知った〜〜」
「黙れ。犯罪者」

あんたらも十分怪しいって





「ん〜、3人・・・かな」
「バカ、4人だ、あっちにもう1人いる」
 高校2年生の時から怪盗KIDをしている快斗とは違い
工藤新一は幼少の頃から知識だけではなくサッカーで見出したゲームの組み立て方
 それに探偵の勘を培ってきた新一にとっては気配を探るのは簡単なのだ
まぁ、今はコナンになってるけど(笑)





「それにしてもナイフだって」
 手に持っているわけではないが、コナンや快斗から見ればすぐにナイフを持っていることが分かった
「ハッ!あんな玩具でこの俺に立て付こう何て百万光年早いんだよ」

 う〜わ〜惚れぼれしちゃうわ〜〜vv

その目は探偵______じゃなくていたずら好きの好奇心の目だった


「狙いはこの箱か」
「そうだね」
「あいつら素人だな」
「そうだね」
「ちょっと遊んでもいいか?」
「・・・・・・・怪我させないでね」
怪我をするな、ではなくさせないようにと忠告する快斗に苦笑が漏れる


「さぁな?」






快斗はいそいそとコナンの帯に何かを結び付ける
「なにコレ?」
ミニKID人形、しかもかなりの細かさだファンに売ったらさぞかし高値で買ってくれるだろう
 某財閥の娘とか



「いらね〜、つーか何か呪われそうだし」
「何て事を言うの!快斗君が心を込めて1針1針毎日毎日縫って作ってたのに!!!」
「うっわ、絶対にいらねぇ」
余計に怨念こもってそ〜
 明日、灰原あたりにでも渡そう

灰原『神社に行って祓って来なさい』









取り合えず単独行動している1人を見つけて声を掛ける
「こんばんわ、お兄さんも参加してるの〜?」
 子供特有の甘えたような声
ある程度の人間なら引っかかるだろうそのぶりっ子
だがしかし!!
(あ〜、見えるコナンちゃんが楽しんでる姿)
そして、自分が(ポイント)数人の男たちに追いかけられる姿
と、それを傍観するコナン





「君達もしかして暗号解けたのかなぁ〜?」
人の良さそうな青年だが
裏事情に敏感な2人はすぐに堅気ではないと分かった


「うん!箱も見つけたよ?」
ねぇ、お兄さん。僕と遊ぼう♪
「欲しいんでしょ?」
快斗が鍵を掛けなおした箱をくるくると器用に回してみせる


一瞬顔が強張ったがすぐに解ける
「いいよ。何して遊ぼうか?」
 青年の目が怪しく箱を捕らえた


「鬼ごっこがいいなv」
「う〜ん。でも、君たちを捕まえるにはハンデがありすぎるから3人ほど参加させてもいいかい?」
「うん。いいよ!」



「もしかしなくても俺も入ってるんだね」
 そうだった、コナンが大人しく傍観するタイプではない
どころか自分も参加して楽しむタイプだった



「それじゃあね〜、制限時間は30分!その間に僕かこのお兄ちゃんが捕まったら
箱をあげるね?」

1人1人の顔を覚えた快斗はコナンに目線だけで頷く

(俺が引き付けてる間にこいつらの背後関係を調べといてくれ)
(了解〜♪)

「僕が逃げてから1分後に追いかけてきてね!!」

ま、大人しく待ってくれる気なんてこれっぽっちもないだろうな

「「GO!」」

2手に別れて林の中に姿を消す
 
 すぐに、男たちは動いた
狙うのはコナンの読み通り、自分
快斗より足は遅いし子供だから体力も無い当然の結果だろう







「くっそ〜!コナンに掠り傷の1つでも付けてみろ!!富士の樹海にでも落としてきてやる!!!!」



犯罪だってば・・・・・・









コナンは懐に隠している銃のことを思った
 こんな5歳児でも引き金が引けて
あっけなく生き物を殺せる道具を作り出した俺たち人間は愚かだな
 だから今、そのつけが来ているのかもしれない
遅かれ早かれ地球は滅びる





「ま、俺の知ったこっちゃないけどな」





花火打ち上げまであとわずか


縁真さまへ

 ようやく事件らしきものが起こりました!!
きっと鬼はコナンちゃんだよねv