「コナンちゃ〜ん、その事件引体質どうにかしてくんないかなあ〜」 「ムリだな。この体質は俺の宿命だ」 そしこに魔女のお告げがプラス 「だろうね〜」 本当に泣きたくなるよ いっその事、四六時中刑事さん付けといた方が犯罪の検挙率が上がると思う。でもそんな事をしたら 「やだぁぁぁ!コナンちゃんを独占できなくなっちゃう〜!!」 「はぁ〜?さっきからなに言ってんだオメー??」 つーかこの状態で何をほざいてる、このバカは 「それに、なにわざわざバカ正直に戻って来てんだよ」 コナンはため息をつきながらその様子を頭の中でリプレイした 花火だ!お祭りだ!!夏の風物詩??【6】 快斗が情報収集に勤しんでる間、コナンは3人を自分の方へと引き寄せていた 残る1人は・・・・まぁ。さっき聞こえた『ぎゃあ!!』という声は聞かなかった事にして しかし、やはり所詮子供の足、あっさりと捕まると無駄に体力を使うのが嫌なコナンは大人しく箱を渡したその時 「コナンちゃ〜〜〜んvv」 笑顔でおててを振り振りしながら走ってくる度こぞのバカな姿があった 「・・・・・・・・・」 呆れてものが言えないという経験を初めてしたコナンであった そんなこんなで2人仲良くお持ち帰りされたのだった ちなみに『ぎゃあ』の正体が木から吊るされているのを(警察の方々が)発見するのは後日の事である(笑) 発信機つきのダミー箱を掴ませ 手足を縄で縛られてコンクリート部屋へ監禁されていたがあっさりと縄抜けして楽しく(?)会話をしていた 少し手首の辺りが擦れて痣になっている 「痕付いた」 明日はきっと紫になるなとコナンは指先でなぞる 「っんだと!何てことしやがる!!コナンちゃんの珠のお肌にどうしてくれんだ!!!」 ちなみに以前コナンにかすり傷を負わせた犯人は精神錯乱状態で『白い悪魔がくる』と叫んでいたことがあるらしい まぁ、犯人は皆様なら分かってくれるだろう 「別に、痕くらい平気だし」 「ダメ!ダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメ〜〜〜〜〜!!!!!!!!」 ものすごい勢いでまくしたてる快斗の肺活量は記録物だろうと余計な関心をした 「うるさい」 一般人だと思って身体検査をしなかったのが運のつき 銃を組み立てると帯に引っ掛け立ち上がる 「これから俺を抱えて移動しろよ」 「はいはい」 コナンがもしものために靴底の中に薄い刃と針金を仕込んでいたのだ(快斗は何かイロイロ仕込んでいる) この辺りの用意周到さが自分の体質を理解していると言えよう そのため3枚下ろしになった草履を外で見つからないところで処分し、本物の箱を持って本部へと向かった 見張りの二人は快斗のイロイロで何かをされ、白目をむいて あまつさえ泡なんかを出したりしている そんな2人をちょっぴり同情してしまうコナンだった(笑) (快斗は何をしたんだろう) でもやっぱり好奇心が勝ってしまうコナンちゃんでした 野外ステージから少し離れたところにある事務室に箱を持って行き さっそく箱を開ける 『残念〜♪』 ハラリと落ちた紙に3人は唖然とした 「これは一体どお言うことかね?」 この企画の発案者である盛田は脂ぎった額に青筋を立てて 箱を持ってきた2人に聞いた 盛田は薬の売人をしていたが貴重なものが手に入りそれを法外な値段で売りつけようとした 男を殺したのだ 死体を始末した後、薬を捜したが出てきたのはコナンたちも見た暗号 厳重なロックがしていたのは盛田も知っていたので今回の企画を計画したのだ 箱を持ってきたものには金を渡して済ませるつもりだったが 和服と日本刀が似合いそうな髪をオールバックにしたつり目の滝田はグシャリと紙を踏みつけた コナンを捕まえる時に『あんたは・・・・・』と言われ 用心のために捕まえた 滝田は世界的指名手配犯でアメリカの方では1千万の賞金首に登録されているほどだ 殺人・強盗・窃盗など、侵していない罪の方が圧倒的に少ないほどだ 整形により顔を何度も代え、日本に辿り着いたのだ 手配書は警察関係者しか回らないような代物、こんな小学生が分かるはずのない自分の顔がバレたように見えた 特に気になるのはあの瞳。どこかで見た気がする・・・・・ 「あのガキ・・・」 ギリッ、イラついた時に見せる中島の爪を噛む癖 軽く息を吐き、頭を切り替える 中島は見た目チャラチャラして付属品などを付けているが頭は東大に入れるほどのものだ 校高時代に切れて教師を殴り退学になった 「いっぱいくわされたと言う事ですね」 そんな時、滝田と出会い頭脳は中島。精神・技術で滝田 本人たちにそんな気がなくても裏の世界ではいつの間にか名が知れていた 今回の事も単なる暇つぶしだったが 「これは思っていたより楽しめそうですね」 クス クス クス 「始まったぜ」 こりゃ〜、血を見るな・・・・・・・ 空を仰いでしまう中島はため息を深く吐いた 「おい、踏みつけられてるぞ」 ひょこっと窓から顔を出すのはコナン、そしてその下で肩車をしているのはもちろん快斗 「別にいいよ〜。どうせコピー用紙だし」 コピー用紙って・・・・・・ 「あっ、そう言えばこの前渡された暗号の裏チラシだったぞ!!何かおばあちゃんの知恵袋みたいだから止めろ」 「だって〜、紙が無かったんだもん」 なのにコナンちゃんってば『寄越さないとグレてやる』なんて言うんだもん 「それにしてもあいつどっかで見た気がするんだよな〜?」 どこだっけ??手をあごに持っていき推理モードに入る 「その前に下りてくれないかな〜」 「俺が重いと言いたいのか?」 女の子でなくとも気にはなる。それでなくとも最近学校で実施された健康診断のとき医者から 『う〜ん。栄養不足だねえ、後5キロは欲しいところだ』 などと言われ、それからは給食がコナンの分だけ2人前になっていたりする 新一だった時でさえカロリーメイトでとりあえず栄養補給だけで終わることが日常で元々食べる方ではない コナンになってからの方が規則正しい生活を送っていると言えよう ので、もちろんコナンが完食できるはずもなく、元太の胃袋へと流れるのだった 「その話は後々ゆっっっっっくりと聞かせてもらうとして」 そして灰原に報告しようと快斗は誓った 「思い出した??」 コナンを肩から下ろすと 口の端を上げ笑う独特の不敵な笑い方はまさしく探偵の目だった 「ああ。あいつだ、ほら5年前に起きた誘拐事件があっただろう?」 「うん。あの犯人て確か世界中に指名手配されてんだろ、しかも賞金首」 1度逮捕したが護送中に逃走されたのだ 「う〜ん、こんな事だったらあの時にトドメを刺しておくべきだったな」 むぅ、っとうなりながら腕を組む 「もしかして捕まえたのって〜〜」 まさか・・・・ねぇ〜?だって当時は11,12歳だろ 「丁度よく犯人が仲間割れを起こして近くに拳銃があったからな」 銃の扱い方はもう学んでいた 「でも、滝田は整形をしてるんだろ?よく分かったな」 「あいつのここに傷があったろ?」 スッっとコナンは左まぶたの上を指した 「な〜る。相手の目を封じたって訳ね」 それなら警察でも捕まえることが出来るだろう よくピンポイントで、しかも目が見えているってことは眼球を傷つけずに紙一重を切ったことになる 俺でも無理かも・・・・ 「だがあいつには相棒がいたんだ。計画上の共犯ではなく、パートナーの方が」 そいつは滝田だけを連れ去り、残りは見捨てた 「いや、見捨てるまでもない。ただの駒だからな」 「だから許せないんだろ?」 快斗は閃光弾を窓からスルリと落とした |
縁真さまへ あと1話!頑張れ私!! やばい、暦の上ではもう秋だわ・・・・・・・。 |