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13.コンタクトレンズ



「コナン君はコンタクトにしないの?」 ある日、仲間内である少女から素朴な疑問が投げかけられた。 「え?」 「だってコナンくん目がね外したほうがカッコいいもん。」 歩美は目をキラキラさせて言う。 「それに体育のときも邪魔でしょ?」 それはもう。ずれ落ちるは吹っ飛ぶわ。めんどくさいことこの上ない。 でもこれは一種の変装だから外すわけには行かないのだ。 「うーん。でも目の中に何かを入れるのって嫌じゃない?」 「そっかー。コナン君怖いんだね。」 「・・・」 そう言われるとチト悔しいのが男心というものだろうか。 「怖くは無いけど、しばらくはこのまま眼鏡のつもりだよ。」 「えーーなんでーー」 少女はしつこい。おそらく眼鏡なしの方がカッコよく見えるから。それだけだろう。 と、傍で見ていた哀は推測した。 最近は眼鏡ブームだというのにね。 子供にはそんなの関係ないのかしら? ふふ、と怪しい笑みで見ているとあまりの強いコンタクトコールに負けかかっている探偵から ヘルプの視線が届いた。 なっさけないわねぇ。 「吉田さん。彼はあまり目が強くないからコンタクトをすると良くないのよ。」 「え?それって」 「長時間コンタクトを使用すると目に悪いの。病気になって最悪の場合は失明にいたる可能性も あるわ。」 「「え?」」 あら?吉田さんとハモッて何故江戸川君まで驚いた顔をしているのかしら? 冗談に決まってるのにね。 「だからあまり無理を言わないであげてね。」 「う、、うん。ごめんねコナン君。全然知らないで酷いこと言っちゃって。」 「いや、むしろ酷いのは灰原だから気にすんなよ。」←サラリと(笑) コンタクトをする予定は全くないのだが、今のを聞いて生涯何があってもコンタクトと関わりな い生活を心がけよう。 なんて、本の虫の少年は心に誓ったとか。